欲望

何度君はこぼした?
くちびる噛み締め悔し涙を
どれだけ歩いたんだろう?
求める悦びに向かって

近頃社会じゃ人の足元掬うことの競争らしい
いらだつような街の中じゃ君の主張(こえ)はかき消されるけど

たった一度の人生だ 
笑ったり 泣いたり わめいたりして欲張ろう
自分次第の舞台(ステージ)だ 
さらけ出し本気で踊れ


嘘を憶えることも生きるためには必要なんだってさ
何よりも大切な夢や愛さえ相場(レート)に掛けられてく

感情のない口先だけのやりとりに慣れちゃいけない
“それも個人”と尊重してりゃそのうちスキをつけこまれるよ

時に押し寄せる孤独が
激しくって寒くったって闘いながら立ちあがれ
死んだような人を横目に
その欲望本気で叫べ


あせる気持ちも怯えることもわかるよ 
僕だってそうなんだ
どうか涙を拭ってほしい 
その手で明日を乱してやれ



written by Takeshi Urataxxx