人生ゲーム

そんなに怯えた眼をして いったい何が起こったんだ
笑顔を繕ったところで
疲れた心 頑なに隠れやしない

「ゲームは始まったばかりさ」
あの頃オレ達の口グセは
「いつだってボロボロになれるぜ」
忘れたのかい?生活(くらし)に首締められて

恐れるものは何も無かった 
明日の事は夢だけだった
つまらない大人を笑い飛ばして 
今が全てと粋がっていた
何処で何を捨ててきたんだ?

情熱のコイン投げて勝つ事だけただ信じて賭けた
あの頃と同じようにルーレットは廻ってるぜ今も


お前の棘(プライド)と無邪気な自由さがとても好きだった
今なお夢見がちなオレは変わらないよ 
子供っぽく見えるかい?

最終のプラットホームでぼんやりと佇むお前から 
全てが遠くに感じた
オレはひとり改札を抜け出した

子供の写真を照れくさそうに差し出した時一瞬だけに
あの頃と似た笑顔を見た 
幸福そうな微笑を見た
それが全ての答えなのかい?

積み上げたコインだけが自分を知る唯一の手立てだと
胸の奥くすぶってるコインがほら錆びついていくようだ

情熱のコイン投げて勝つ事だけただ信じて賭けた
あの頃と同じようにルーレットは廻ってるぜ今も



written by Takeshi Urataxxx