予報はずれの雨の下 
奪い合うようにすべる舌 
伝う涙のよう

稲妻が裂く夜の海 
刹那に生きた僕らに似て 
どこまでも儚い

哀しみにしらけないように 
繋ぐ手が解けないように
春の匂いがする 
この雨に抱かれる


砂にこぼれる赤い河 
手首を走る愛の意図 
君よ眠れるかい

だめになってた僕がいる 
どこまでも優しげに君がいる 
僕は弱虫だね

最期まで僕を呼ぶ声も 
今は耳元で遠くなる
繋ぐ手が解けないように
春の匂いがする
春が僕を誘う
狂(ふ)れる僕を誘う
春よ僕を笑え


written by Takeshi Urataxxx