2003.06.07 大久保水族館 事件簿

この日、智脇鉄次郎さんが主催の「チワキ・ソロ・デイ」というイベント(?)に出演させてもらった。

そこでのこと・・・。
BBSでもちょっと話題になったけど、なんだか“大問題”みたいな感じになっちゃってさ、
変に心配されちゃったり、変に気を遣ってもらったり、腫れ物に触れるような感じもあったりして・・・。
気にしてくれた人、関係者の方々、ごめんね。ありがとね。
ワケわかんないままBBSを見た人は「また浦田健志がなんかやらかしやがったな?」
と思ったことでしょう。
ま、やらかしたことはやらかしたんですが。
TROUBLE MAKERですから。

ワケわからず心配させちゃった人に事の顛末を説明すべく、ここに筆をとったワケです(筆じゃないけど)。

事を荒立てるつもりはないけど・・・
事を荒立てたくないのは、ただ敵を増やすことを恐れてるだけのことだったりもするからね。

いーんです。ぼくは。正しい行いをしただけなんですから。
「やさしさ」という名の「正義」なんですから。
ただインパクトはあっただろうけど。
心ある人はわかってくれるだろう。


この日はライヴが終わってから屋上でバーベキュー大会をやり、
その後、また水族館に戻って「朝までセッション大会!」みたいな趣向だったのね。

ソロも含めて6組出演した。
オレは4番目。その辺までは聴く態勢にある雰囲気だった。
オレの出番が終わって次のチワキバンドが演ってるあたりから、
バーベキュー目当て、セッション目当ての常連客がぞろぞろ入り始めた。
ま、これはバンドだったから音圧的にも特に問題はなかっただろう。

でも、その次。最後に出演した人はアコースティックの弾き語り。
オレみたいな勢いまかせのタイプじゃなく、語りかける、もしくはつぶやくようなタイプ。

もうさ、出番が終わっちゃってる人は完璧にリラックスしちゃってるわけ。
で、友達とかも来てるからベラベラ普通の声量で喋ってるわけ。おかまいなしに。
おまけにその後バ-ベキュー大会もあるからね。
ま、全部チェック入れたわけじゃないから出演者全員が全員ってことじゃないけどね。


大久保水族館というところは「ライヴ・バー」であり、酒も飲めるし飯も食える。
ただ酒を飲みたくて来るお客さんもいる。
その中でどれだけステージ側に注目させるか?っていうのもその演者の力量なんだけど。

それにしても喋り声がうるさかった。
バーベキュー大会、セッション大会に参加する客も常連さんだから我がもの顔だったりしてね。
喋り声が蔓延してステージよりも全然音量があるんだもん。
ま、確かにバンドの後だし音圧の落差はあるにせよ、
「もうちょっとヴォリューム上げたほうがいいんじゃないかな?」と思ってたのね。
でも「“オレ仕切り”じゃないし、オレが出しゃばってもなぁ〜」と思って少し我慢してたの。
でもさ、だんだん腹立ってきたんだよね。
同じ出演者なのにデリカシーもなくベラベラ喋ってる人たちに対してね。

ま、お客さんはいいとしよう。
つまらなければ寝てたっていいし、出て行ったっていい。
ブーイングだっていいだろう。無理に聴いてたり、体裁で拍手する必要もない。
勝手に飲んでればいい。

でもさ、同じイベント(?)の出演者だよ?
「その中でどれだけステージ側に注目させるか?っていうのもその演者の力量なんだけど。」
って言ったけど、あれじゃ無理。かわいそうだった。
たまたま自分はその順番じゃなかっただけでさ、
その場面に立たされたことを想像できないなんて哀しいよね。
(まさか、「自分の時はこんなにうるさくなかったから“力量”があるっ。」
なんて勘違いしてないだろうな?)
オレさ、今度こいつのライヴに来て、仲間引き連れてめちゃめちゃ喋りまくったろーか?
と思ったもん。そうじゃないとわかんないような気がしたからさ。
ま、そんな卑怯なことはやらないけど。

たぶんオレがその場面に立たされたら
「おい、そこ、うるせーよ。終わるまで外出てろよ」って言うだろうけどね。
それか、“力量”ってやつを“力技”で発揮するか。

で、だ。ついにオレはたまらなくなって曲と曲の間で出ていったわけだ。
主催者バンドの人にちゃんと断りを入れてね。(律儀だろ?)
「マイク変えよう!もっとヴォリューム上げよう!」と。
結局、大して上がらなかったんだけどね。
でもオレの目論見はそれだけじゃなかったんだ。
「ちょっとは気付けよぉ〜!そのデリカシーの無さにさぁ〜!」ってことだったの。
オレの正義感に火がついてしまったわけだ。

同じ演者がさ、同じステージに立ってる人の存在を妨害するような真似をするなんてとんでもない。
その気持ちがわからないなんて残念だよね。“ココロ無い”人だよね。

その最後に演った人の友達がたまたまオレの隣に座ってたんだけど、言ってたよ。
「僕もずっと気になってたんですが、ひどいです。
ストレートに気持ちを表現してもいいんですが・・・」と。
(あたしゃ、ストレートに表現してしまったわけですが。)

で、その人の出番が終わった。
その人は「ありがとうございました。助かりました」ってオレに言ってくれたよ。


で、最後の最後に〆ということで突如「STAND BY ME」をセッションすることになった。
「タケちゃ〜ん、出てきて〜」と言われたけど、すぐには唄う気持ちになれなかったな。
ヨシユキ・ソウル・ワン(あ、この人が最後の出番だった人ね。)
の気持ちにも近づけてたような気もしてたからね。
でもさ、そこでオレが「唄う気分じゃねー」とかダダこねて出て行かないとシラケちゃうじゃん?
そのイベント(?)の〆だし。そのイベント(?)を成立させるためにもね。
オレはそこらへんの意識は強いからね。同じ出演者として。
「よしっ!」と思って出ていった。
オレ用のマイクが渡される。
ステージ上ではまだセッティングに手間取っていて余白がある。
そこでオレは言ったの。
「最後に出てくれたヨシユキ・ソウル・ワン、感動しましたよ。
同じ出演者さえもベラベラ喋ってる中で最後まで歌い抜いて。ありがとうございましたっ」
ってね。多少強い口調で。

あ、その曲中でドラムのスティックを叩き折ったのはただのパフォーマンスだから(他意なし)。

事の顛末はこういうことなの。

バーベキュー大会も出なかった。
にこやかに肉食ってお尻見せたり出来そうもなかったからね。
腹へってたけど。


ま、別にオレが被害をこうむったわけでもないんだけどさ。
心ってあるじゃん?


どう?オレ正しい行いしたでしょ?
多少、インパクトは強かったみたいだけどね。

きっと、そのインパクトの強さで、誰かには嫌われちゃっただろ〜なぁ〜。
事の“核”を無視されてね。

だけど、その人が「愛」とか「思いやり」とか「やさしさ」とか「心」を唄ったり語ってたとしたら、
きっと薄っぺらいんだろうな。

オレはそこら辺、身をもって唄っていくもんね。



ココロのつぶやき(焙り出し)

オレって、いいなぁ〜。惜しみない拍手を!
(オレって、幸せなやつ?)