2002.6.8 大久保水族館 その2(「オレ、浦田」編)

ステージでも言ったんだけどね、
「Rambling voice circus」という企画はオレが“言い出しっぺ”なんだけど、
これまで4回やってさ(Vol.3だけゲスト出演だけで様子を見てた)、これが結構大変なのよ。
神経面でね。

オレは単なる“言い出しっぺ”であって、誰が参加してもいいし誰が企画を持ってきてもいいんだけど、
結局はオレがまとめる役になっている。(苦手じゃないんだけどね)
この「Rambling voice circus」ってのは、ただの“対バン”とかではなくて、
パッケージで成立したものでありたいし、そう観てもらいたいものなのね。
共演者みんなで協力してやっていこーよ。ってものなの。
他じゃできない「Rambling voice circus」ならではのものをやりたいのね。
でも「内輪ウケ」ではダメだし(こういうのが1番大っ嫌い)、「自己満足」じゃしょーがないし、
「発表会ちっく」のも「なんだかなぁ〜」って感じだし、「プロモーションちっく」なのもしらけるしねぇ。
だけど、ちょ〜っとオレの思惑との“ズレ”を感じることがあってさ、実は今回で辞めようと思ってたんだ。
(でも、次回8・24にブッキングが決まっちゃったからやるけどね)
だってさ〜、例えば「僕の出番は20:40頃でぇ〜す」みたいに、普通の対バン制みたいに、
自分のことしか宣伝しないのもいるんだぜ。
「Rambling voice circus」をなんとかしよう!って意気が感じられないわけじゃん?
志が同じなベスト・パートナーがいないんだよね。(出てこい!)


今回のステージが終わった後、大久保水族館のマスターがね、オレに言ったんだ。
「たけちゃん、もっと楽にやったら」って。
オレはこう答えた「いや、やるときは真剣だから」って。


きっとマスターは「うちはもっと自由に使って、なにをやってくれてもいいんだよ。」
というありがたい意味で言ってくれたんだと思う。
「客なんか入らなくても気にしないから楽にやっていいよ」ぐらいに。
でもオレ、こういうとこやたら真面目なんだよね。性格だね。


今、「Rambling voice circus」をやるにあたっては「大久保水族館」という場所は
マスターの理解と恩恵(使いかた合ってるかー?)もあるし、最適な場所でもあってさ、
しかも料金設定は自分で決められるのね。
1500円(1ドリンク付き)。これ今のLIVE事情からいったら安いよね。
「LIVEバー」だし、飲みながら楽しんで欲しいから、飲み代も考慮してこういう設定にしたんだけどね。
でもね料金とか場所に甘んじたLIVEをやるつもりはまったくない。
オレね、「料金設定自由」ってことを考えて、実はVol.1の時にこんなこと考えたの。
「他の人を観に来た人は1500円、だけど浦田健志を観に来た人は5000円!」って。
自由なことやるけど、ホントに来たい人は来てくれ!それに見合うものは絶対やるっ!ってね。
だけど、1500円の人も観れるわけだから「おみやげ付きにするか?」とかね。
1500円でも観れるんだけど、あえて「浦田健志を観に来た」と言って5000円払う人がいたらすごいよな。と思ってね。
そこに意気を感じて、その人達だけのために唄って、
「あたいら、浦田健志をセレクトして、おみやげ付きだもんねぇ〜っ」
という優越感を与えてあげるステージをしてやろーじゃねーかっ!ってね。(結局、やんなかったけどね)


オレ、20代前半くらいににこう決めたの。(これ、どっかで書いたかも?)
『もし燃焼できなかったり、真剣に唄うことができなかったり、「あ〜、だめだったなぁ〜」と感じるステージを
1回でもやってしまったら、すっぱりと音楽を辞めよう』って。それがたった1人の客であってもね。
(もしかして、その1人が、すっげータイプの女子だったら
「ねえ、唄やめてお話ししない?」とか言っちゃいそうだけど・・・うそやでっ。)
冗談はさておき・・・、それは持続してるよね。
間違いとかそんなのは違う次元なのよ。オレは失敗とかハプニングを楽しめるタイプだから。
だからマスターが言ってくれた軽い一言にも、真面目に答えちゃうんだよね。
だから、この「Rambling voice circus」自体にもそういう思いでいるわけ。
オレ、責任感強いからさ。もう名刺変わりくらい思ってるからさ。

一緒にステージをやったことのある人は、それを感じた人も何人かいると思うけど、
オレにとってステージってのはもう“戦場”なのね。
怒鳴り声なんかよく飛び交ってるもんね。
「バカヤロー!前に出ろ!」とか、タイミングが悪かったりすると「なにやってんだ!コノヤロー!」とかね。
オレは突然「?」をすることが多くて、そこに気付かなかったり、気を取られたりすると
「ちゃんと見てろっ!流れを止めるなっ!」とかね。
結構大変みたいよ。一瞬たりとも気を抜けないからね。

今、ワールドカップ盛りあがってるよね。
オレね、スポーツ選手にコンプレックスを感じることがあるのね。
サッカーだったら、1シュートで観客を熱くさせたり泣かせたりするじゃん?
大逆転みたいなドラマもメークできて(長嶋風)はっきりした形の感動を与えられるでしょ?
音楽ってそういう意味で比較すると瞬発力に欠けるんだよね。
それに戦ってる時の顔ってかっこいいよね。(「あたし、熱いのきら〜い」とか言う人もいると思うけど)
オレも「かっこいい〜、くっそー」と思うもん。
オレもさ、ステージでなんだかわからないけどいろんなものと戦ってるんだけどさ、
「戦ってる姿が素敵です」とか言われたことないよね。
「熱いよね〜」とか「汗かきすぎっ」とかはあるけど。

オレはね、みんなよく言う「音楽」とは読んで字のごとく「音を楽しむ」とか思ったことないのね。
オレは「音楽」は「選んだ生き方」なのね。
もちろん、エンターテイメントという意味もすっごく考えるけど、やっぱり戦いなんだよね。
軽い気持ちでのぞんでもやっぱステージというピッチに立てばそりゃ“戦場”だからさ。そりゃ真剣になる。
嫌が応でも人間性が露呈しちゃうよね。そんな場所でありたいんだよね。
「ありがとう」という言葉も本気で素直に言えるしね。


ねえ、オレ何が書きたかったんだっけ???
なんか、話しがコロコロ変わってない?
オレ、途中で酒飲んじゃったんだよ。
しかも風邪ひいて熱あるし。
ま、じゃ〜なぁ〜。よーく聞けよーっ!。
オレは気楽にステージなんてやらねーからなっ!っつーか、やってもいいけど、できねーんだよ。
こういう性格だからしょーがねー。
遊びでもないし、かっこつける場所でもないからね。


ちょっとはまとまった?だめ?

なんか全然「2002.6.8 大久保水族館 その2」じゃないよねぇ?
じゃあ、自己主張が強いから(「オレ、浦田」編)と付け加える。


ふ〜、こんな回もあるさ。
ごめ〜んねっ。


追伸:“オレはね、みんなよく言う「音楽」とは読んで字のごとく「音を楽しむ」とか思ったことないのね。”
って書いたけど、誤解の無いように言っておくけど、別に「音楽を楽しんでない」とは言ってないからね。
オレのステージを観てくれたことのある人ならわかると思うけど、オレは心から楽しんでるからね。
もっと言っちゃうと、オレ以上に本気で楽しんでる人なんてほとんど見たことないよ。