ママの餃子

今日の夕食の主役は、アサ子手作りの餃子だった。

子供の頃は、パパと2人で皮を包むのを手伝ったものだ。
面白おかしくいろんな形の包み方をしてね。


出来上がった餃子には失敗作もある。
皮が破けてるものや、焼きすぎてコゲが濃いものや。


その失敗作も成功作も1つの大皿に乗って・・・・・・は、いない。


オレの目の前に出されたオレ用の皿には成功作のみが並べられ、そして、ママの脇に置かれた皿には失敗作が。


あらためて思ったが、昔からずっとそうだった。何も言わず。


それは餃子や料理だけのことではなく、 そういう人生だったんだろうな。

“引き受ける”人生。


そう思ったら、少し泣けてきた。



餃子だけに、母の愛情に包まれて育った。

なんて、“いいこと言った”的なことは言わない。
っていうか、先に言っとく。