マイケル・ジャクソン? なんで?

奴は、R.O.Lというパンクバンドのギタリスト。

先日のEIKO★GROOVEという友達バンドのイヴェントで、別セクションではあったが一緒になった。

オレの出番が終わった後、すかさずビールを差し出して振舞ってくれた。(2度目)

粋だ。



その後の“呑み”の最中、奴が言ってくれた2つの言葉を覚えておきたくて書く。


前回の「なんか書く」を読んでくれて、泣いてくれたらしい。

「なんだか知らないけど泣いちゃったんだよ」と言う。

それに続けて奴が言う。

「死なないでくれよ」

「今日はこれを絶対言いたかったんだよ」と奴が言う。

オレはどこかで常に死を意識してるようなタイプです。
明日はどうなるかわからない、とも思ってる。

奴のキャラクターに似合わず、 あまりに真面目に言ってくれたもんだから照れたけど、
オレも軽く流したりチャカさずにグッと飲み込んだあとに真面目に応えた。

「今のところは、自らそれを選択することはしないよ」


そんなことをオレに対して思ってくれて、そして言ってくれたことが嬉しかった。




これだけなら、もう心に留めてある。

もう1つがあるから書く。


今度は、 オレのステージの感想になった。

「すげーカッコよくて感動しちゃったよー」

それに続き、こう言う。

「マイケル・ジャクソンに見えちゃったよー!」



マイケル? ジャクソン?

なんで?



確かに、


こんな帽子は被っていた。
だけど、こんなポーズもダンスも披露してない。


だから言った。

「帽子だけじゃんかよっ!」


すると奴が言う。

「ちげーよ!帽子じゃねーんだよ」

この言葉遣い。
言っておくが、奴はオレより10歳ほど年下である。

「なんか、マイケル・ジャクソンに見えちゃったんだよ!」


言い張るもんだから仕方がない。

深くは追求しなかったが、褒め言葉としてありがたく受け取った。

おそらく奴の中では、カッコよさの基準が「マイケルに似てるか、否か」なのだろう。

パンクバンドのくせに。



きっと他の人からは、これから一生言われないと思うけど。


言い張るんだから、しょうがない。