僕が書いた曲。 そして、僕。 それから、秩序の話。


僕が書いた曲。
http://www.youtube.com/watch?v=iqyXeXX9Qbo



そして、僕。
http://www.youtube.com/watch?v=VifGn1OimeI&mode=related&search=

2:28〜2:32あたり。
赤い服を着て、手拍子しながら口ずさんでる男。

友達から「曲が発売される前なのに、すでに唄っている男」と言われてました。
レコード会社のスタッフだったもんで。

ちなみにドラムの後に止まってる黄色い車も僕のです。
そうです。映るのを知ってて止めたわけです。
でも、ドアのところに「TAKESHI'S」と貼ってあったステッカーは残念ながら、位置的に映らなかったのです。


このビデオを紹介するTV番組に僕がレコード会社代表で出向いたのですが、
番組中そんなこんなの自分のことばっか喋ってたら、このアーティストさんに怒られました。。。すみませんでした。
今は分別のわきまえた立派な大人になりました。



しかし、YOU TUBE。
楽しいよ。楽しいんだけどさ〜。
で、こうやって載せちゃってるのに言うのもなんだけどさぁ。

アーティスト側から言ったら、著作権侵害の何物でもないよね。
肖像権も然り。
客席から撮ったものとかあるし。
当然、承諾を得てないし。

自分の宣伝のために自分でYOU TUBEというメディアを使うのはいいとしても、許可も得ず、勝手に載っけられたらたまらんよね。
ここmixiとか他サイトにしても。

例えばライヴ映像だとしたら、どんなコンディションのものを載っけられるかわからないんだから。
今は、映像も撮れるカメラサイズのものもあるしさ。
はっきり言って盗撮じゃん、それ。


そこらへんの秩序が崩壊してるね。 麻痺してる。

レコード会社にいたり、アーティストとしてビジネスをやってきた人間としては、やはりそこらへんは敏感にならざるを得ません。

自分の権利は自分で守らないと、ってのを教わってきたし。


昔、ブルース・スプリングスティーン(信者です)が会場で写真を撮ってた奴を見つけて殴った、みたいなことがあったんだけど、
オレはその事件を知った時は拍手したよね。
当たり前じゃん!って。
それは「殴る」が主題ではなく、自分の身を守るための「権利」と「主張」としてね。
純粋に、1度しかないその夜を楽しんでる他のお客さんに対しても目障りだろうし。

オレも写真を撮らせることがファンサービスだとも思ってない。
ファンサービスはステージ上でやるべきだと思ってるし、やってるつもり。
スプリングスティーンだって、きっとそうだと思う。

実際、オレはステージ上で「写真なんか撮るな!」と言ったことが何度かある。
すっごく目障りに映ったから。
ちゃんと見つめてくれてる他の人に申し訳ないという気持ちになったから。

もちろん、オレだって気持ちはわかる。
だけどね、って話。


現状。何歩か譲って、それ、せめてオレにも頂戴よ、と。
資料として活用できる交換条件として、ね。
そこらへんなら、まだ寛容になれる。
実際、嬉しいときもあるし。


TVで「スターダスト・レビュー」のライヴをやっていた。
その日は「25年に一度の大感謝祭」ってことで「録音、カメラ持込自由」というものだった。
2,3曲終わったあとのMCの時「撮影タイム」を設けた。

「ただね、コンサートですからね、あんまりカシャカシャやると隣の人が音楽に集中してるのに気持ちがそぞろになったりするんで、
とりあえず記念です。先に写真だけ撮っちまおうぜ」

「ストロボはダメだからね。やめてもらわないと困るな」
と言っても、やめないバカ野郎がたくさんいたけど。

それはきっと、失われた秩序に対して逆手に取った演出だろう。

とてもいいと思った。



あとね、実際にも見るし、TV映像でも見るけど、例えば有名人の姿を携帯カメラの腕を伸ばして撮っている姿は見るだけでムカつく。
グーグーガンモのモノマネやられた時以上に。

大抵、アホ面になってるし。



ハッピーな気持ちでいたい。