最近、「すげーな、これ」と感動した話

昔から言ってること。
「ウディ・アレンの映画が好きじゃない(わからない)人(女子)とは付き合えない」

ウディ・アレンの映画はハッキリ言って、簡単でわかりやすいものは少ない。
趣味的な好き嫌いはあるだろうけど、
多少の知性やセンスや自分のキャパ以上のものを享受できる能力(心持ち?)がないと、きっとわからないと思う。
それを分かち合えない人とは「付き合えないな〜」と思う。
“価値観”としても。


最近、WEBで拾った「すげーな、これ」と感動した話も、きっと似たところで微妙なトコかもしれない。
デリケートな話でもあるし、わからない人はわからないと思う。

「芸人にまつわるちょっといい話」http://wiki.fdiary.net/geinin/
ここから拾った話。


明石家さんま。
心の師匠である。

さんま師匠は、だいぶ前に弟さんを火事で亡くしている。
弟さんは、(定かではないが)材木屋だか建築の仕事だかをしていたらしい。

火事で亡くなった後、 そのショックでしばらく さんま師匠は舞台で笑いがとれなくなってしまい、
芸人を辞めようかと悩んでいたとか。

それを見兼ねた仲の良かったオール巨人。
舞台にさんま師匠と一緒に出た時、唐突に 「お前んち、兄弟焼いたらしいな?」とツッこんだ。

そこで、さんま師匠は、すかさず「そや、材木きれたから代わりに焼いたんや」 と応じた。

そしていくらかの笑いが起こったそうで。。。


楽屋に戻ってから、さんま師匠は巨人さんに
「ありがとう。これで俺、これからも芸人続けられるわ」と涙ぐみながら感謝したそうな。


吉本内ではこういった話が、先輩から後輩に伝えられていくんだそうだ。


ギリギリ。
でもすごい話。感動した。



「ドーランの下に涙の喜劇人」
ポール牧の座右の銘である。



さんま師匠つづきで、
この前、「さんまのまんま」に出たビートたけしが言った言葉も良かった。

亡くなった紳助・竜介の竜介について。
「(島田)洋七がね、初めていいこと言ったのはね」と前置きして。

「たけしなぁ、やっぱ竜介可哀相だよ。だって芸人として死んでないじゃん。
いくら貧しくても芸人で死ねば、俺、許すけど。いろんな仕事やってるじゃん。それが俺はダメだ」

それに続いて。

「芸人て、いくら貧乏してもさ、許せんのはさ。
違う仕事に手ぇ出して偉くなるとかそういうの全然関係なく、
芸人が芸人たる所以はさ、いくら貧乏でも芸人で死ねることなんだよな」

と、ビートたけしは言う。


芸人とミュージシャンは、解釈がまた違うかもしれないけど、オレは同じく取った。


そして、こう続ける。

「俺、ウチの若い衆に言うのは、いくら辛くても辞めるな。
辞めたら今までの貯金(銭の貯金ではない)全部無くなって一生悔い残るぞ。と言うわけだ」

うん。
そして、そう、君もだ。(と、個人的なメッセージ)

だけどオレは、才能のないミュージシャンは「家でやってろよ」と思うタイプだけどね。