15周年らしい。

日付で言えば、もうおととい、ライヴをやった。
ゲストミュージシャンを入れずに弾き語りだけで21曲ものライヴをやったのは初めて。


アンコールを終えて退場しようとしたところ。
客席からおもむろに2,3発(?)のクラッカーが鳴る。
それに続く残りの人のクラッカー。

「ん、なに?」

意味がわからなかった。
ワンマンやったぐらいでお祝いか?

戸惑っているオレに追い討ち。

「さん、はい!」という合図の後(「さん、はい!」ってカウントもどうかと思うが・・・)、
オレの「LOVE SONG」という歌をサビから唄ってる。

「え?なになに?」

マジ、わかんないんだけど。。。
オレはどうすりゃいいの?
今日唄わなかったから「リクエスト?」と思った。
だから一緒に唄ってみた。(キーがちょっと高かったけど)

ワケわからないまま歌が終わったので、退場しようとした。
が、引き留められた。

「汗びっしょりだし、帰りたいんだけどぉ」


くす玉が用意される。
ロウソクに火を灯したケーキまで出てきた。
ひまわりの花束もある。

「誕生日じゃないんだけど?大きな勘違いしてる?」

くす玉の紐を引けと促される。

ワケわかんないけど、何かが進行してるのは確か。

オレは一瞬、そこから“なまこ”とか“さそり”が落ちてくるドッキリ?かと思った。

くす玉の紐を引く。
垂れ幕が落ちた。

そこには「祝 浦田健志デビュー15周年!!」と書いてあった。

「おっと!そっか!」なんて思わず、「はぁ〜、なるほどぉ」ってな感じ。
まるで他人事。


たしかに9/21でCDデビューしてから15周年。

しかしな〜。。。
「15周年」と言われてもな〜。。。「記念」と言われてもな〜。。。
その間、誰かをすっごく笑顔にさせるでっかいニュースも提供できてないしなぁ。
素直に「ありがとー!」とは思えなかったな。
「申し訳ないな〜」ってのが本音。「嬉しい」という感情が沸かなかったのも本音。
その日オレは最後まで実感がなかったよ。
ホントによくわからなかったんだよ。



でもね、1晩明けて考えてみたら、今はオレなりにその意味合いが何となく解釈できる。

「今も15年前と変わらず、手を抜かずに真剣に唄ってるんだ」ってこと。

それは「オレはここにいる」という居場所があるってこと。

そして、そこには聴いてくれる人がいて、“15周年”なんてことも気にしてくれてる人がいるってこと。

15年ずっと聴いてくれてる人もいる。その前からだって。


最高じゃんか!


オレは“15周年”というものに何かしらの区切りは感じないんだけど、次は20周年?
またやってくれるかな?やってもらえるかな?
それまで唄ってるかどうかはわかんないけど、
次と、その次に会う時ぐらいまでは、期待を裏切らない “なんかやらかしそうな浦田健志”でいることを約束する。
それを積み重ねるよ。
“誰か”がいないと積み重ねられないけどな。



オレに内緒で企ててくれた有志一同、そしてそれに乗ってくれた君。
チープかもしれないけど、心ある素敵なサプライズをありがとう。