お題「霊感」

茶飲み話しでの「霊感のある人」というのは総じて
“霊をよく見る(感じる)人”である。

オレは「ない人」です。

たまにいるよね。
「今そこに座ってる」とか平然と言い出す人。

もう見過ぎて馴れちゃってんのかもしれないけど、
突然知らない奴(霊)が現れて恐くないのかな?

例えばオレみたいにTVなんかで
「心霊特集」なんか見た後で恐くなって、
何者か(霊)が玄関あたりに立っているような気がして
恐さを紛らわすために
「出て来い!そこにいることは
わかってるんだぞ

なんて、振りかえりも出来ずに独り言を言ったりしないんだろうか?

知り合いに憑かれやすくてよく失神する人がいるけど、
良い霊・悪い霊がいるみたいね。

でも「今いるのは良い霊だから大丈夫」って言われてもねえ。

「こんにちは
」とか挨拶してる人もいるもんね。

ラッキーなことに「うわっ、今そこに悪い霊がいるっ!」
なんて事に一度も遭ったことないけど、
もしそんな事突然言われたらどーするよ?
見える人はそういう時の正しい対処法も覚えておいてくれよなっ。

勝手に憑かれて失神なんかして
オレを置いてけぼりにしないでくれよなっ。
じゃなかったら無責任にそんなこと言わないでくれよなっ。
恐いんだから


でも何で良い霊か悪い霊かが判るんだろう?
やっぱ顔かねぇ?
「人は見かけに因らない」なんて言うけど
「霊は見かけに因る」のかね?

霊が見える人に対して、
それがオレには見えなかったとしても疑ってはいないし
(疑ったとしても議論のしようがないし)、
ある種の特殊能力と認めているけど、

あれって“言ったもん勝ち” も ”あり”だよね。
恐山の“イタコ”なんてジョン・レノンを呼び出して
憑依してるのに日本語で喋ってんもんね。

そりゃ、青森なまりのおばあちゃんが
いきなり流暢な英語を喋りだしたら信じるけどさ。

だから一度、本当は病気で亡くなったんだけど
ウソついて
「交通事故で亡くなったおじいちゃんを呼び出してほしい」
とか頼んでみたいな。
「あんときの車がよぉ〜」なんて語りだしたらおかしいよね。


それと、「霊感がある人」は往々にして
“人生相談”をされるのが好きみたいね。

"占い好き"だしね。


霊が見えない人から言わせると、
見えるってのはそれだけで「なんだかすごい」
ということになっていて
何か神秘的なところに足を踏み入れてるような気もしちゃうから、
その助言にも少しだけ“ありがたみ”があるような錯覚があるんだろう。

きっと「霊感がある人」本人もきっとそこらへんのことを自覚(錯覚?)してると思う。

「占いの館」とかでもそうだもんね。
見かけがフツーの人よりもなんか浮世離れしてそうな
“あやしげ”なキャラの人のほうが人気あるっていうもんね。
やっぱ、イメージなんだね。

でも考えてみなよ。
その人はただ「霊感がある」だけなんだよ。
本当にリアリティーのある助言というのは、
その人がどう他人と関わり合ってるのかとか、
自分の人生とどれだけ向き合って生きてるのかとか、
そういう経験値の高さの中から産まれた言葉をいうんだからね。
そこら辺ちゃんと見極めるようにね。

付き合った異性の数を誇りにしてるような奴に
“恋愛相談”しても意味がないようにね。

要は中身だから。
人数じゃなく1人の人とどれだけ恋愛経験を重ねるか、
だからね。

「1週間で別れた」なんて
“恋愛経験じゃなくて
“恋愛行為”だからね。

ま、“霊感” と “人生”は別のものってことよ。

惑わされないようにね。

「人を救うのは人の体温であるべき」
っていうオレの勝手な願いかもしれないけどね。


では、最後に。

オレの霊体験をおひとつ。

小学生の頃のこと。
「おやすみなさい」といつものように

礼儀正しく、

元気に、

品行方正に

親に挨拶して暗い寝室に入ると
当時掛かっていたブルーのカーテンの所に、
すでに故人となっていたブルース・リーが3ヶ月ぐらい毎日立っていた…。

この話しは本当のことで、
当時は親にさえも言えなかったが(誰かに言うと消えちゃいそうな気がしたからね)
後年、散々いろんな人に披露しまくってたが
誰も信じる気配を見せず
"ネタ"と思われ、
笑い話で終わってしまうのはオレが普段“笑いのためなら手段を選ばない”キャラ
が災いしていることは否ねない。

もう少し“あやしげな神妙キャラ”だったら
説得力もきっと違っていただろう。
真実は何処に…。






ついでにもうひとつ。

ちょうどジョン・レノンに向けた歌のレコーディング(唄入れ)の最中、
一瞬だけジョンレノンがやってきた。
姿は見てないが背中がゾッとしてヘッドフォンの外から声が聞こえた。
「あ、ジョンだ」と瞬間的に感じた。
(スタジオ内だから他の音など聞こえるはずがない。)
オレが唄うのを止めると
同時にエンジニアもテープ止めて、
ディレクターも聞こえたらしく「今、来たよね」って盛り上がったもん。

ダメ?やっぱキャラのせい?


都会で聖者になるのはたいへんだ。